Examination for Pulmonary emphysema

肺気腫検診

 

[肺気腫検診とは]
 肺気腫の患者さんは、通常喫煙者であり、慢性の咳嗽(がいそう)、喀痰を伴うことが多く、高齢になり労作時の呼吸困難を主訴に受診される場合が多く見受けられます。この労作時呼吸困難は、慢性に進行し悪化し、重症になると在宅酸素療法の適用になります。

 その診断ですが、従来ですとこういった自覚症状が出現した後に、病院を受診して胸部レントゲンや肺機能検査などで診断されることがほとんどで、自覚症状が出る前に発見されることはありませんでした。しかし、近年CT画像の進歩に伴い高分解能CTでこの肺気腫の早期診断が可能となりました。下の図がこの高分解能CT画像です。肺気腫が高度になるに従い肺胞構図が破壊されていくのがおわかりになると思います。喫煙歴の長い人や最近息切れを感じるようになってこられた方は、一度この検診を受けられることをお勧めします。

 このほかに肺気腫検診では、肺機能検査、動脈血中の酸素と炭酸ガスの量や、10分間歩行による現在の運動耐容能も合わせて評価いたします。

この検査は年2回受ける必要はありません。年1回で十分です。

正常肺 肺気腫(中等度) 肺気腫(高度)

(CTでみると自覚症状がなくても肺気腫になっていることがあります)