Medical Information

 医療機関の皆様へ

れんけい通信」として地域の医院・診療所の皆様へ本院の地域医療室及び診療科のご案内をいたしております。

職 員 紹 介

平成14年12月1日

内科部長 高原 典子 たかはら のりこ

 

 平成13年4月より赤穂市民病院内科で勤務させて頂いております。
 平成元年に大学を卒業し臨床研修を終えた後、大学院で糖尿病性血管障害の研究に携わり、大学院卒業後は米国ハーバード大学付属ジョスリン糖尿病センターで主に遺伝子治療の研究を3年間行ってきました。

 赤穂へ参りましてから、糖尿病臨床に興味のある看護師、栄養士、薬剤師らに後押しされながら糖尿病ケアチームを立ち上げ、糖尿病教育入院の充実に努めております。近年、ますます糖尿病患者の数が増加し、腎症や網膜症などの合併症や心血管障害が患者のQOLを脅かしております。透析患者も増加の一途であり、そのような患者様をみるにつけ、糖尿病とはじめて指摘された際の初期教育の重要性を痛感致します。

糖尿病では、教育が治療の根幹であり、その教育も患者様一人一人の理解度や病状、家族環境などさまざまな条件に合わせて、また繰り返し足りない所を補っていくように反復継続することが必要です。平成13年4月より14年8月までに223名が当院に教育入院をされ、平均HbA1cは入院時の9.4%より退院6か月後7.3%(当院通院中の方のみ)と著明に低下しています。 

 さて、当院では広範な地域の人々に対する中核病院としての役割があり、通常の外来診療に加え救急外来への救急患者様も多く来院され、昼夜を問わずの対応を行っています。常に迅速で正確な対応ができるよう心がけています。
 教育入院患者の約半数は、HbA1cが9.0以上でしたが、その方々も6か月後に平均7.5%と改善しています。
 現在、糖尿病教育入院は第1または3週目の月曜日より2週間の予定で、食事指導や生活指導をはじめ、合併症の精査や治療法の検討などをさせていただいております。
 特に、初めて糖尿病と診断された方やなかなかコントロールの困難な方、心血管障害を含めた合併症の精査を必要とされる方など、当院地域医療室を通じていつでも予約頂くことが可能ですので、是非ご利用下さい。
 また、今後は長期入院が困難な方への週末2泊3日教育入院、インスリン導入や合併症精査のための短期入院、高齢者を対象にした療養指導、外来での糖尿病療養指導など多様なニーズにお答えできる様なシステムを目指しております。

 先生方からのご意見やご要望などお聞かせ頂ければ誠に幸甚に存じます。
 今後ともご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

update 12/10/2002