Medical Information

 医療機関の皆様へ

れんけい通信」として地域の医院・診療所の皆様へ本院の地域医療室及び診療科のご案内をいたしております。

職 員 紹 介

平成14年10月1日

脳神経外科部長 朝日稔 あさひみのる

 

 皆様はじめまして、平成13年4月より赤穂市民病院にて脳神経外科の専門医として勤務させていただいている朝日稔です。
 平成2年に京都大学卒業後脳神経外科に入局、付属病院にて1年間の研修後、本年の日本脊髄外科学会会長を勤められた花北順哉先生が率いる静岡県立総合病院脳神経外科に3年間勤務し、脳血管障害、脳腫瘍、脊髄疾患の外科的治療について幅広く臨床経験を積みました。
 平成6年からは母校に戻り、脳梗塞の病態・治療に関する臨床・基礎研究に4年間従事し、学位取得後は大学の教室医員を経て、ハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院に2年半勤務、さらに脳梗塞に関する研究を深めてまいりました。

 さて、私が3年間勤務した静岡県立総合病院脳神経外科は、東海地方最大の年間手術件数を誇る脳外科施設であり、ここで多様な脳神経疾患に対する外科治療治療を経験しましたが、その約半数は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症などの脊椎・脊髄疾患であり、私自身もこの分野を得意としております。

 また脳血管障害のうち出血性疾患(高血圧性脳内出血、くも膜下出血など)は、迅速な診断と緊急的治療が必要であることは、一般医家の先生方もよくご存知のことと思いますが、これらの疾患について当科では24時間体制で診断治療に当たっております。
 一方閉塞性の脳血管障害(脳梗塞など)は高脂血症、糖尿病の増加とともに近年増加する傾向にあります。

 赤穂市は高齢者人口も多く、本院にも脳梗塞患者様が多数入院加療されていますが、発症から来院までの経過時間が長かったために、姑息的治療にとどまらざるを得ないケースも目立ちます。主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞は、golden timeならば血管内手術による局所血栓溶解療法で、劇的に症状を改善させ得る疾患です。
 このフィールドは、私がこれまで従事してきた研究面での専門分野であり、さらに一層質の高い治療を提供していきたいと思っております。

 今後とも地域医療機関の諸先生方にはご指導・ご鞭撻を賜りますとともに、患者様のご紹介、逆紹介等につきましてもよろしくお願いいたします。

update 10/02/2002