Medical Information

 医療機関の皆様へ

れんけい通信」として地域の医院・診療所の皆様へ本院の地域医療室及び診療科のご案内をいたしております。

職 員 紹 介

平成17年11月1日


              

歯科口腔外科医師 大澤 賢次 おおさわ けんじ

 初めまして。
 101日付けで赤穂市民病院歯科口腔外科に着任いたしました  大澤 賢次 と申します。

 私は大阪府大阪市出身で、平成153月に福岡県立九州歯科大学を卒業し、京都大学医学部歯科口腔外科に入局しました。以後は研修医として、京都大学医学部付属病院歯科口腔外科、医仁会武田総合病院歯科口腔外科、京都大学医学部付属病院麻酔科での研修を受けました。今年の春からは医員として京都大学医学部付属病院歯科口腔外科で主に入院患者様を対象に診療に従事してきました。

 ここ赤穂市民病院は各科に全国から優秀な先生方が集まり、地域医療から高度先進医療まで行っている地域の中核病院とうかがいました。
 この度は、初めての赴任ということで、不慣れな点もあり戸惑うことも多々ありますが、赤穂の豊かな自然と人のぬくもりに、一緒に京都より越してきた妻と日々癒されております。 

 さて、歯科口腔外科は、医学の一領域として、口腔および顎顔面に発生するさまざまな疾患に対して診断と治療を行い、損なわれた機能の回復をめざすという診療科です。具体的には、埋伏智歯(いわゆる親知らず)の抜歯、歯性感染による顎骨骨髄炎や蜂窩織炎に対する消炎処置、顎骨骨折や歯牙破折などの顎顔面外傷に対する治療、開口障害や開口時疼痛および雑音を生じる顎関節症に対する治療、歯肉などの口腔粘膜や顎骨に発生した腫瘍、嚢胞に対する治療、下顎前突や顔面非対称などの顎変形症に対する外科的矯正治療、歯を失ったために生じた咀嚼機能障害に対するインプラント(人工歯根)治療などを行います。また、歯槽骨萎縮症に対し義歯やインプラント治療の前準備として行われる歯槽堤形成、骨移植、歯槽骨延長についても治療を行っています。
 これらのほか病院の歯科口腔外科の重要な役割として、出血や感染のリスクマネージメント下に抜歯を含めた歯科的処置を行うこともあります。
 また昨今は口腔内の慢性感染症病巣が遠隔多臓器にさまざまな悪影響を及ぼすことが指摘されており、それらを予防するためには専門的口腔ケアが不可欠といわれています。当科では、当院の入院患者様への口腔ケアの充実を図り、摂食機能の改善に取り組んでいます。

 歯科口腔外科が開設されまだ1年半という時期に赴任させていただきましたが、地域の先生方のご協力のおかげで紹介患者様も増え、病診連携、病病連携が良好に機能しつつあるとうかがいました。今後もそれぞれの特徴や得意分野を生かして診療を分担することにより、患者様の健康に貢献できるよう微力ながら精進していきたいと考えておりますので、御指導御鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

update11/02/2005