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「すくらむ」とは赤穂市民病院院内報です。このページはすくらむの記事からご紹介します。

特集

海外ボランティアに参加して

看護部 小村弘子

 S課長の声掛けがきっかけとなった、フィリピン・メディカルミッションへの参加。

 7月29日、関空からフィリピンのマニラ空港へと飛び立った飛行機の中で、遙か遠いフィリピンまで行って自分自身がうまくボランティア活動できるかどうか、環境はどうか、とても不安であった。空から見たマニラ空港周辺はとてもきれいであったが、空港の税関で医療品が入った段ボール箱を開けられたときはその不安が増強した。
 車でホテルまで移動する途中のマニラ市内の様子は、車・人・単車が入り乱れ、車が停止すると対向車の間にスーと人影があり、そこには物売りをする子どもの姿を目の当たりにすることで、日本の裕福さを感じ取ることができた。

 翌日の30日早朝、バスで約10時間かけて目的地のギバン村へと移動する。途中、当院の邉見院長のお父様を含め17000柱が祀られている戦跡慰霊碑に参拝し、植樹をさせていただくことができた。
 夕方にギバン村へ到着。翌日からの診療開始準備へ。

 7月31日より参加者24人がチームを組み、各々の持ち場で診療開始となる。あいにくの雨ではあったが、内外の待合室は大勢の患者であふれ、盛況ぶりが伺えた。私は外科チームに入れていただき2日間で32件の小手術の介助と診察介助のお手伝いをさせていただいた。地元の看護学生、通訳の協力もあり言葉はわからなくても、ジェスチャーで相通じることができた。
 交流会では、地元の人・看護学生の明るく活気ある発言及び真剣にアピールする姿勢に感動した。
 宿泊先の司祭館でのエピソードとしては、自室の部屋の鍵を内側からかけてしまい、ベランダの壊れた窓の隙間から医学生に手を入れて開けてもらったこと、夜間にトイレに行った帰りに停電となり、闇の中辿り着いた部屋に他の人が寝ており、あわてて出ていったその次の部屋の人に懐中電灯を貸してもらい自室に帰ることができたことなど、大変に思い出となる参加となった。

 今回の経験、学んだことを職場でも活かし取り入れていきたいと思った。(物、資源を大切にする。工夫する。コミュニケーションetc)

すくらむNo39 より

update 11/01/2006